パリ天理語学センター

日本語教師養成講座


基礎編

  1. 日本語教師の役割
    外国語としての日本語を学習するというのはいったいどんなことなのかを考え、それに対して、学習の手助けをする立場である教師はどんなことを認識していなければならないか、どんな知識を身につけておくべきかといったことを考えていきます。

  2. 日本語文法1、2
    私たちが普段、ほとんど不自由を感じることなく日本語を使っているのは、日本語の文法を知っているからです。しかし、知ってはいても、あまり意識することはないでしょう。
    例えば、私たちが何気なくこなしている助詞の使い分けや、動詞の語形変化などは、学習者にとってやっかいな文法事項の一つです。この講義では、日本語学習の視点から、日本語の姿を客観的に見ていきます。

  3. 音声
    私たちは普段、何気なく日本語を話していますが、その音声はどんな仕組みで発せられているのでしょうか。自分の発音を客観的に観察認知してみましょう。

  4. 文字
    文字はどのように指導を続けていけばいいのか、その方法と文字指導の上での留意点を、実践をまじえて考えていきます。

  5. 日本語の教授法
    授業の形態は、学習者の目的や年齢、クラスの規模や構成などによって様々であり、統一的なものはありません。この講義では、主な教授法について、そのプラス面とマイナス面を考えていきます。
    また、代表的な教科書を取り上げ、その使い方を学びます。

  6. 初級文型解説1〜4
    初級で扱う主な表現の型(文型)のうち、最も基本となるものについて、意味と使い方を掘り下げていきます。そして、学習する上でどんなことが問題となるのか、指導する際にどんなことに留意しなければならないかを考えていきます。

  7. 教具解説
    導入や練習を効果的に進める上で、さまざまな教具の使用が有効です。ここでは、その中でも特に頻繁に用いられる絵教材、また、その他さまざまな教具の紹介とその効果的な使い方を学びます。

  8. 中高生向けの日本語教育
    最近の日本語学者の傾向として、これまで大多数であった大学生や社会人に加え、中高生の生徒たちが急増しています。また、フランス在住の日仏家庭の子供たちも増え、需要も多様化してきています。こうした中等教育おける日本語指導の方法、また指導上の注意点など、現場での実践を紹介しながら解説します。

  9. 教師用参考書解説
    教案を書く際に分からないことが出てきたり、学習者からの質問に答えたりする際に参考になる書籍を紹介します。実際に言葉を探しながら解説します。また普段の自己研鑽のために読んでおいたほうが良い書籍を紹介します。

  10. フランス人学習者を指導する際の留意点
    実際にフランス人(フランス語話者)に対して日本語の授業をする時に出てくる問題点を考え、それにどのように対処していけばいいのかを考えます。特に文法、音声、文字表記、などに的を絞って、フランス語話者の特徴と問題点をあげ、その解決法を見つけていきます。

実践編内容